2009年07月13日

Canon Demiも引っ張り出してきた

RIMG1506.JPG
数年前組立ての途中で、シャッターのところがうまくいかなくて仕舞い込んだままのデミを出してきました。ebayとヤフオクで入手しました。

次はこれをレストアしてみます。最初の1台はうまく完成しました。2台目が今バラバラになっています。3台目は画像に有るものですが、ジャンク品です。

3台目を記録しながら分解して、2台目の部品も使って1台にします。

デミもまた特徴のある、とてもいいカメラです。まずすぐ気がつくのが、巻き上げ、シャッターの操作感が滑らかで軽くとても優しいのです。外観と共にデミが女性的といわれる所以です。他のカメラで経験したことのない操作感です。

そして滑らかな外観です。レンズが飛び出していないのもいい。ポケットやバッグからの出し入れがとてもスムーズです。出し入れしたくなってしまうなんて他のカメラにあるでしょうか。

たしか発売は、DIAL35と同じ年のはずです。

シャッターはほぼDIAL35と同じです。以前は怖くて分解できなかったところまで手入れしてみます。



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posted by イルマリ at 21:21 | Comment(0) | Canon Demi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月14日

Demi分解

確認しつつ分解します。

巻き戻しボタン押されたままもどらず。シャッター切れず。巻き上げ出来ずの個体です。

外観は非常にきれい。セレンは生きています。先日セレンを日に当てると復活するとどこかで見ました。今度試してみます。

RIMG1507.JPG
リングを外します。ネジ3本。

貼り皮のシワシワ模様が独特で気に入ってます。無理にはがさず、ドライヤーで暖めながら丁寧にはがします。ネジ4本で最中の皮が外せます。

RIMG1510.JPG
レンズ、シャッター分離。この先はカニ目が必要なので、無理しないでここまでにします。

カニ目をいよいよ購入するべきかもしれません。ここまで分解して、内部もよく観察してみると、この個体は今まで分解されたことがないようです。無理して傷つけるのは忍びない。

不具合もあるけど、治せばまだ使える。50年経って私のところへ来たのです。タイムマシンである。

今のデジカメは50年使えるのか。


道具は大切です。代用品もやむなしですが、せめてサイズとか強度は考慮しなくては。

このところ毎日カメラをいじってやる気が出ているので、モルト交換とか簡単なことでも何かしら指を動かして行こうと思っている。



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posted by イルマリ at 20:05 | Comment(0) | Canon Demi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月15日

Demi分解−2

RIMG1511.JPG
巻き上げノブを外すのにカニ目を購入しようか迷いつつ、先細ペンチで回すとあっさり外れました。

動かない巻き戻しボタン他、ベンジンを注して様子を見ます。すると巻き戻しボタンが動き始めました。ベンジンを注し足しつつ動かしているとすっかり快調です。50年物ですからオイルも固くなっているのでしょうか。各部を掃除して、ボディー部分は終了。

RIMG1515.JPG
気分も良くなり、シャッター部に挑戦。ベンジンを注すとレンズを捻じ込む部品も緩みました。力技だけではダメなんですね。シャッター部全バラまで行けそうです。

RIMG1521.JPG
と思うも間もなくここでストップ。シャッターと絞りを分離するネジがどうしても緩みません。ベンジン、インパクト、果ては半田鏝で熱を加えてもダメでした。

ベンジンを注して一晩置いて置くことにします。

久しぶりにデミのシャッターを見ましたが、ダイヤルより複雑でした。と言うかダイヤルってすごくシンブルです。

固着したネジを緩める方法を探してみます。梅雨も明けたし、ダイヤルの試写のほうが先か。


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posted by イルマリ at 19:07 | Comment(0) | Canon Demi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月16日

Demi分解−3

昨日からWD40に浸けて置きました。なんとかネジは外れました。でも問題はドライバーの方にもありました。精密ドライバーでサイズの合うものを使っていなかったのです。別の普通のドライバーで外しました。

道具は大切です。

RIMG1546.JPG
WD40が意外とねばねばしていたので、ベンジンで2度洗いしました。CRCでギアが固着すると聞きますが、さもありなんです。

デジカメメモをしっかり取っていたので組立てもスムーズです。昔苦労したポイントだけ。RIMG1548.JPG
絞り羽はプレート2枚にサンドイッチしますが、羽は絞られた状態で組み立てます。12時の位置にプレートの爪とベースの切り欠きが来るようにします。ここは切り欠きの範囲に爪があれば大丈夫です。

上下のプレートの爪同士が同じ位置で絞り込まれた状態になります。

分解するときしつこいくらい部品同士の位置関係をデジカメでメモしておくと、初めての分解でも間違いを回避できるでしょう。

ほんとデジカメってすごい。

RIMG1550.JPG
シャッターはベースをここまで組み立ててから絞りと合体させます。

合体後最後の組立てですが、最後がいちばん厄介でした。
RIMG1551.JPG
シャッターチャージレバーとガバナーとの連携が厄介です。赤丸の部分です。

RIMG1552.JPG
マクロで2センチまで寄って、そこから4倍ズーム。このように組まなければチャージレバーは動きません。

ネジが外れないのは失敗でしたが、他はあっという間です。スムーズに出来たいちばんの要因は、やはりデジカメメモでしょう。細かいところだって、ほぼ自由自在にメモ可能です。

フィルム時代と比べれば、隔世の感てやつでしょうか。このような時代が来るとはあの頃想像していなかった。そういえばパソコンの日本語入力は無理って言ってた時期もあったな。

想像したものは実現できる。ジュールベルヌだっけ。

がんばれオリンパス、待っているぞホンダ。


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posted by イルマリ at 23:10 | Comment(0) | Canon Demi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月17日

Demi分解−4

もうすぐ完成です。

ポイントだけ。
RIMG1555.JPG
リングに嵌めるベアリングです。分解するとき気がつきませんでした。組み立てて、動きを確認するとゴリゴリ感があった。残りの部品を見てみると、何だこの鉄アレイの様なの、と発見したわけです。油断大敵です。

仮組みして確認を忘れるわけにはいきません。

RIMG1557.JPG
メーターが開放側へ残り30%ぐらいのところで止まってしまう。リングを回しながら観察して発見しました。

赤丸のような位置関係になるようにリングをセットして組立てて解決しました。これで絞り・リング・メーターの連携は大丈夫です。

分解も組立ても観察しながら、そして確認を忘れないこと。

メカ部分は完成しました。最中パネルを掃除して、モルトを張って、貼り革を張り替えて完成です。


貼り革の色はね、うふふのふ。


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タグ:Canon Demi
posted by イルマリ at 21:04 | Comment(0) | Canon Demi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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